「常体」と「敬体」ってなに??
皆さん、文章を書く際は何を意識していますか?主語と述語の関係でしょうか?それとも語尾の統一でしょうか?
今回は、語尾の違いに関する「常体」と「敬体」についてのお話になります。
①「常体」
文末に「~だ。」「~である。」など、通常の会話で使用する語を使う文体。論文や企画書等の自分の主張を行いたいときに多く用いられる。
(例題1)
私は、昼食にカレーを食べるのが好きだ。なぜなら、注文してから少ない待ち時間でカレーが提供されるためであり、空いたお昼の時間を有効活用できるからである。
②「敬体」
文末に、「~です。」「~ます。」など、丁寧の意を表す語を使う文体。丁寧に説明する際に用いられることが多い。
(例題2)
私は、昼食にカレーを食べるのが好きです。なぜなら、注文してから少ない待ち時間でカレーが提供されるためです。空いたお昼の時間は有効活用しています。
③「常体」と「敬体」の混在
なお、義務教育課で勉強したかと思いますが、常体と敬体を混在されると、違和感ある文章になってしまい、文章の読みづらさに繋がります。
(例題3)
私は、昼食にカレーを食べるのが好きだ。なぜなら、注文してから少ない待ち時間でカレーが提供されるためです。空いたお昼の時間は有効活用する。
なんとなく違いをお判り頂けたでしょうか?文章も洗剤と同じように「混ぜるな危険」です。自分の中で基準を作り、文末を統一することで、読みやすい文章に仕上がります。今後、文章を書く時の参考になれば幸いです。
最後に、私が執筆したこの文章は、常体でしょうか?それとも敬体でしょうか?
The following two tabs change content below.
最新記事 by 吾妻 佑紀 (全て見る)
- 注意喚起 - 2023年10月12日
- 営業時間短縮に係る感染拡大防止協力金【東京都分まとめ】 - 2021年1月8日
- 【年末のご挨拶】出会いに感謝 - 2020年12月31日
- 助成金各種の実施期間が再度変更になりました! - 2020年12月16日
- 小規模事業者持続化補助金コロナ特別対応型の最終〆切が近づいています! - 2020年11月25日